エントリーシート(自己PR・志望動機)書き方のコツ【重要】

新卒の就活ではエントリーシートは避けては通れない壁であり、苦手で悩んでいる学生も多いでしょう。

この記事では、エントリーシートの肝である自己PRと志望動機の書き方のコツをご紹介します。

自己PR・志望動機に共通する書き方のコツ

まずは自己PRと志望動機に共通する書き方のコツをご紹介します。

密度を濃くする

自己PR欄も志望動機欄もスペースに限りがありますし、文字数に制限が設けられていることもあります。

その制限内でライバルよりも目立つためには、少しでも密度を濃くする努力が必要です。

密度が濃いということは、面接官やその他の採用に携わる社員の目に留まる確率が上がることを意味し、言わずもがな、内定する確率が上がります。

密度を濃くする方法は次にあげる以外にもあると思いますので、ご自分でも考えてみてください(それが、のちに説明する独自性にもつながります)。

「ですます調」ではなく「である調」を使う

相手が社会人だからと、丁寧さを優先して「ですます調」を使用すると、意味のない文字が多くなります。丁寧語・敬語は文字数が多くなってしまうのです。

例えば、以下の2例は同じことを言っていますが、2文字短くできます。

  • ◯◯の経験を、貴社で活かしたいです。(ですます調/18文字)
  • ◯◯の経験を、貴社で活かしたい。(である調/16文字

短い言葉に言い換える

同じことを言い表すのに、わざわざ長い表現を使う必要はありません。短く言い換えられるものはどんどん置き換えましょう。

例えば、次のような感じです。

  • エントリーシート→ES
  • 就職活動→就活
  • 代名詞を使う(「それ」「これ」など)

独自性を出す

エントリーシートでは独自性が極めて重要です。要は他の学生との差別化です。

なぜなら、担当者が目を通すエントリーシートの数は膨大なうえ、字面(じづら)だけで評価されるからです(もちろん面接においても独自性は重要ですが、書類選考よりも多くの情報を発信することができるので、自然と独自性が出やすい)。ネットで例文なんていくらでも検索できるので、担当者はテンプレESに飽き飽きしているのです。

独自性といっても、必ずしも独自のPRポイントや志望理由がないといけないわけではありません(あれば最良ですが、中々難しいはずです)。まずは少しでも担当者の印象に残るものにすることを目指し、難しく考え過ぎなくて大丈夫です。現実的には、中途半端なテンプレになっていないかどうかをチェックするといいでしょう。

そのうえで、次のような独自性があれば大きな武器になります。「こいつ他の学生となんか違う」と思わせて通過率を上げましょう。

  • 高いクオリティ
  • 読みやすさ(フリー欄なのに等間隔で書かれているなど)
  • やたら達筆
  • 密度が濃い etc

自分の言葉で、自分の考えや経験を書く

エントリーシートを量産するのは大変なので、つい既存の文章をパクりたくなるのはよくわかります。

しかし、内定が取れないエントリーシートをいくら書いても意味はありません。受かるエントリーシートを5枚書く方が500倍良いです。

自分の言葉で書かれていないエントリーシートは、書類選考の時点でバレることもありますし、何より、面接でボロが出ます。キレイで無難なものよりも、不格好でも自分の言葉の方がずっと良いのです。高尚なガクチカや志望動機じゃなくていいです、等身大のあなたを絞り出しましょう。

自己PRと志望動機は最後まで一貫させる

エントリーシートで書いた自己PRと志望動機は、その企業の選考中ずっと使っていきます

エントリーシートと面接で違う点をPRすると、主張がボケてしまいます。それどころか、面接官は参考資料として、手元にエントリーシートを置きながら面接を行うことがほとんどなので、チグハグだと良い印象を与えません。

もっと言うと、書類選考を通過できたのは、一定程度その企業のお眼鏡に叶う自己PRや志望動機だったわけですので、あえて違うものを使用する必要はありません。

首尾一貫して繰り返しPRすることで、面接官をふむふむと納得させましょう。

自己PRと志望動機はリンクさせる

自己PRと志望動機は、可能ならリンクさせましょう。

次のように、本来両者は全くの別物です。

  • 自己PR:あなたの長所、学生時代に力を入れたことなど。要は売り込みたい点
  • 志望動機:なぜその業界、中でもその企業で働きたいかという理由

しかし、ものによっては関連づけることができる場合があります。次の例文をご覧ください。

学生時代のアルバイトで身につけた営業力(自己PR)を御社で活かしたい。なぜなら御社の業界でも随一と評判の営業力があり、その中で切磋琢磨したいから(志望理由)。

※管理人が今適当に考えただけなので、これを使っても内定は出ないと思いますのでご注意ください。

自己PRである「営業力」というキーワードが志望動機にも登場します。こうすることで、自己PRと志望動機が相乗効果的に作用し、あなたの人物像がより明確になるのです。これによって採用担当の目に留まりやすくなるのは言うまでもありません。

あなたのPRポイントと志望動機を関連させることができないか、確認してみましょう。

自己PRの書き方のコツ

自己PRの書き方についてはガクチカの作り方も参照してください。こちらでは、そうして作成した自己PRをどう書くかに焦点を当てています。

志望企業でどう活かすかまで書く

自己PRは、あなたのPRポイントを書いて終わりではなく、それを志望企業でどう活かすかまで書くことが重要です。

志望動機の説得力を強めて本気度をアピールする効果があるだけでなく、面接官がイメージできていなかったあなたという人材の活用方法を気づかせることができる場合もあります。

活かし方は、少しでも具体的な方がよいです。例えば、どの部署でどういう仕事で活かしたいか、あるいは、それによってどんな成果をあげられるのかなどです。

志望企業が喜ぶPRを選ぶ

自己PRは、志望企業が喜ぶものを選ぶましょう。

個人事業主である生命保険の営業社員を志望しておきながら、調整力をPRしても企業には響きません。志望企業が求めているのはどんな人材か(あるいは、どんな成果をあげる人材か)を推測し、自己PRを使って「自分はその人材です!」とPRするとうまくいきます

その意味では、「志望企業にあったPRポイントを探す方法」と「自分の持っているPRポイントを欲しがりそうな企業を志望する方法」があり、その両方を使って就活することを強くお勧めします。

志望動機の書き方のコツ

志望動機のコツは、「強い動機でその企業でなければいけない理由」を述べること

なぜその業界か(他の業界でできない理由になっているか)

まずは、その業界を志望する適切な理由になっているか確認しましょう。

例えば、営業がしたいという理由で金融業界のみを志望しているとすれば弱いです。メーカーでも商社でもITでも、どんな業界でも営業職はあるからですね。

なぜ金融業界ではなければいけないのか、もっと言えば金融の中でも銀行なのか保険なのか証券なのか、さらに、法人営業なのかリテールなのかなど、より具体的な部分まで考慮した理由にする必要があるのです。

なぜ同業他社じゃなくてその企業か

さらに、どうしてその企業でないといけないのか、までブレークダウンします。

しかし、大抵の企業は同業他社でも同じような仕事ができていまいます(SONYでもPanasonicでも同じような業務をしています)。仕事内容だけで志望動機を作成すると、「それ同業のB社さんでもできるよね?」というツッコミが入ってしまうのです(これに言い返せなくては負け確定です)

したがって、その企業にあって同業他社にないものを理由に絡ませる必要があります。

少しテクニック的な話になりますが、企業研究(ネット、書籍、社員交流など)ではその企業特有の点を調べておいて、志望動機に絡ませるといいでしょう。エントリーシートの段階でこれができていると、よくできた志望動機と言えます。

企業理念かもしれませんし、事業内容かもしれません。ぜひ志望企業のユニークポイントについても調べてみてください。

ある程度強い志望動機になっているか

志望動機は、ある程度い強い動機が求められます。

「車が好きだから自動車メーカーを志望する」では弱いです。

単に車が好きなだけでなく、その企業の車のさらなる普及を通じて世の中をよりよくしたいという燃えるような使命と、それを裏付けるものがあればわかりませんが。

強い動機が求められる理由は、採用した後を考えると納得いただけるでしょう

採用する側の企業にとってのリスクは、内定を出した学生に蹴られること、就職したがすぐに退職されてしまうこと、仕事に対するモチベーションが低い(生産性が低い)こと、などが考えられますが、志望動機が強い学生ほど、これらの懸念要素を払拭できるので採用されやすいというわけです。

したがって、「こいつは内定を出しても大丈夫だな」と思ってもらえる程度には強い動機が必要になるわけです。

以上が、エントリーシート(自己PR・志望動機)書き方のコツです。

自己PRと志望動機は就職活動の肝といっても過言ではありませんので、しっかり時間をかけて対策してくださいね。

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